簡単なインドネシア語を伝授!

簡単なインドネシア語を勉強しておくと、職場や近所で良好な関係を築くきっかけになるでしょう。発音の違いは慣れるまで大変かもしれませんが、ほとんどの場合、インドネシア語はアルファベットをローマ字読みすると読むことができます。その意味では日本人にとっても始めやすい言語です。

まず基本の挨拶です。「おはようございます」は「Selamat pagi (スラマッ パギ)」、「こんにちは」は「Selamat siang (スラマッ シアン)」、「こんばんは」は「Selamat sore (スラマッ ソレ)」となります。英単語よりも読みやすい感じがするのではないでしょうか。ただ「スラマット」と、トの音をはっきり発音してしまうと違和感がありますので注意が必要です。それぞれの挨拶言葉は、さようならの意味でも使えますので覚えておきましょう。

「はじめまして」は「Senang bertemu anda (スナン ブルトゥム アンダ)」と言います。そして「Nama saya (ナマ サヤ)」と言ってから名前を伝えましょう。たとえば山下太郎という名前の人であれば、「ナマ サヤ タロウ ヤマシタ」となります。これで最初の挨拶はばっちりですね。お元気ですか?にあたるのは「Apa kabar?(アパ カバル?)」です。それに対しては「Baik-baik saja(バイッバイッ サジャ)と返しましょう。元気です、という意味です。

感謝の言葉も覚えておきたいですね。インドネシアでは英語の「Thank you」ももちろん通じるのですが、「Terima kasih (トゥリ マカシ)」と言えると好印象だと思います。どういたしましてにあたるのは「Sama sama (サマサマ)」です。最初は助けてもらうことが多いと思いますから、感謝の気持ちはこまめに伝えるようにしましょう。日本人のそういうところはインドネシア人も感心しているようです。相互に助け合うことを大切にする文化ですから、おせっかいなくらい親切なインドネシア人にも会うかもしれません。その時はしっかりお礼を言いたいものですね。

あと覚えておくといい表現として、Saya tidak bisa berbahasa Indonesia dengan baik(サヤティダッ ビサ ブルバハサ インドネシア ドゥンガン バイッ)があります。これは「インドネシア語はあまり話せません」という意味です。とりあえずこれで、相手は外国人だからまだ喋れないんだなと認識してくれるでしょう。でもそのうえで、積極的にインドネシア語で話しかけていくことも大切です。