インドネシアと日本は輸出入ともに深い関わりがあり、様々な商品が取引されています。このような日本とインドネシアの架け橋となる商社でも、多くの日本人が働いており、引き続き求人が出されています。おもに営業の仕事が多いですが、事務やマーケティング業務を行なえる人も求められているようです。また法務や会計に精通した人は、かなりの好条件で迎えられることもあります。
たとえばある日系の総合商社の求人情報を見てみましょう。営業業務に携わるフルタイムの勤務で、月収は2000~2500米ドル、年に一度のボーナスが一か月分加わります。さらに住宅と通勤のための車が手配され、業績に応じてさらなるインセンティブも加算されるとのことです。営業という仕事内容ですから語学力は必須で、インドネシア語もしくは英語で、取引相手と問題なくコミュニケーションが取れることが求められます。男女とも年齢は40歳以下として募集されていました。
商社では経理や財務、法務や人事などの仕事に携わることもあります。どれかひとつでも得意とする分野があったりキャリアがあるならば、インドネシアでの就職にチャレンジできます。ビジネス英語を問題なく操ることができ、特定の業務経験がある場合は、さらに有利な条件での就職も可能です。たとえば経理会計の専門分野に対応できる人を月収4000~6000米ドルで求めている会社もありました。これにもちろん福利厚生も加わりますので、かなり良い待遇であると言えるでしょう。