インドネシアには日系の自動車メーカーが多く進出して、しのぎを削っています。トヨタ、ホンダ、スズキ、三菱などの大手メーカーが工場を作ったり営業拠点を作ったりしていますので、その関連会社の求人も多く出ています。自動車やバイクの製造、販売に関わりたい人は、インドネシアでという方法もあるのです。
日系の自動車メーカーに就職し、なおかつインドネシアに海外赴任したいと思う場合、少しハードルは高くなります。まず日本で募集されている要項をチェックする必要がありますが、海外勤務が予定されているとしても、赴任先を選べないこともあります。営業なのか工場勤務なのか、職種によっても違ってくるでしょう。そして海外駐在員に対しては手厚い給与や福利厚生があることから、慎重に選考される場合が多いようです。ですから、厳しい選考を勝ち抜く武器が必要です。
現地採用にて自動車メーカーに就職するという方法もあります。トヨタやホンダといった大手メーカーに直接雇用されることは狭き門ですが、その他にも系列の会社やインドネシアとの合弁会社でも働けるチャンスがあるでしょう。海外駐在員よりも給与は低いかもしれませんが、インドネシア語か英語がある程度できるなら、直接条件を交渉することもできます。また、自分がやりたい仕事を選んで応募することができますから、希望の職に就ける可能性が高くなります。給与は日本円にして20万円前後が平均だと考えると良いでしょう。