インドネシアには外国企業も多く進出していますが、もちろん現地企業も業績を伸ばしています。急激な経済成長により新しい会社も増えました。日本人の就職先や取引相手になりそうな会社も多くありますので、チェックしておきましょう。世界長者番付などを発表しているフォーブスが、インドネシア企業の人気ランキングも調べています。
2013年に発表されたランキングを見てみると、アラムステラ不動産という会社が第1位です。そのほかにも不動産会社が3、6、8位にランクインしており、業績を伸ばしていることが窺えます。経済が成長している国は土地の値段も上がり、合わせて建設系の会社も成長していきます。人気ランキングには、建設会社であるミトラインベスティンドや、重機メーカーであるヘキシンド・アディプルカサも含まれています。
インドネシアは、主要産業に関しては国営企業が重要な役割を担っています。たとえば石油・ガスを扱うプルタミナ、セメントを扱うPTセメン・インドネシアなどがあります。ほかにも金融機関や建設会社、航空会社も国営のものがあり、株式市場を見ると分かりますが、年々業績を伸ばしているようです。インフラ整備など政府が力を入れる分野では積極的に用いられるインドネシア企業は、今後も成長が期待できます。インドネシアからタイなど東南アジアに進出して、その土地の企業を買収するケースもあるほど、経済活動が活発になっているです。就職先としては国営企業にも注目できるでしょう。